女雛の小物は冠と檜扇
檜扇を作る前に
注意点:
まずひとつ最初にお伝えしてしておきたいのですが、この記事でご紹介している作品は、手作りしたものを身内にプレゼントするためだけに作ったものです。
なので、インターネットで検索して出てきた画像をそのままプリントアウトして使ったりしています。
作っている時には、記事にする時のことまで頭が回っていませんでした。(コラコラ!)
(なので、その部分の画像にはぼかし処理をさせていただいてます。気づいた所は)
もしも、ご自分で作ったものを販売しようと思っている方は、画像の引用元は必ず著作権フリーの素材の中から選ぶようにするなど、お気をつけください。
ということで、私はお雛様が持っている画像をちょうどいいサイズになるように調整しながらプリントアウトした檜扇を使いました。(しゃあしゃあと言うか)。
檜扇の材料
材料は写真の・厚紙・扇に合わせて切ったフェルト2枚・スナップ小2個、その他に・刺繍糸4~5色 2本取りくらい(おこのみ)・ネイル用花2個
檜扇はスナップボタンで着脱可能な仕様になってます。
檜扇の作り方
檜扇の画像を準備したら形通りに切り抜きます。それに合わせて厚紙とフェルト2枚も切ります。フェルト1枚の両サイドにスナップボタンの凸をそれぞれ縫い付けます。そこに用意した扇の画像を接着剤でつけます。そのあとそれともう1枚のフェルトとで厚紙と間隔を開けて結び目を作った2本取りにした刺繍糸を3~5色をサンドする形でボンドや接着剤でつけます。
最後にネイル用のお花を接着剤でつけます。なぜお花をつけるのかというと、実はそこには元々の画像で扇を持っているお雛様の手が写っているからです。ぎゃーーっ!!(無断利用しておいてその態度は・・・)。
ということで、檜扇はできあがりです。檜扇につけたスナップボタンの凸に合わせて、前の記事で保留にしていた打掛のそで口にスナップボタンの凹の方を縫い付けます。その状態でそでの脇の取り付け位置を決め、本縫いをします。
冠を作る
冠には色々なデザインのものがあるのですが、私の中には「ザ・冠」的なイメージがあるので、それに近いものを作ります。
無料素材でそのデザインを見つけましたので、ぼかし無しで見本の写真を載せられます。(笑)
これこれ、金色でこの謎の初日の出のような形とボツボツ。これが私の中の「ザ・冠」です。
これを何でいかに再現するか? これに頭を悩まされました。
そして、私の作った完成形はこれですよ。
ちょっと風流さには欠けますね。昭和のロボットみたいな、『鋼の錬金術師』みたいな。(『鋼の錬金術師』のファンの方、すみません!)
それでも、ぬいぐるみの頭に装着する難しさもクリアできましたし、及第点です。
でも、「ザ・冠」のこだわりがなければ、冠自体はもっと簡単に作る方法もあると思います。100均の手作りリングセットを使うとか、金色のモールを使うとか・・・。
とりあえず、私の作ったものの材料を書きます。
はいっ!ご覧の通りベースは100均の「カーテンクリップ」です。 なんとボツボツに見える穴まであるではないですか?
写真では金色の折り紙(実際に使ったのは金色のグリッターシールでした)、それと刺繍糸です。それとネイル用のグリッターストーンです。
カーテンクリップは、針金をとるとプラスチックが前後に二つ組み合わさられていました。後ろ側に出っぱってる部分を(写真はないです)くまのボールチェーンがついていた紐にさすと、冠を装着するのにちょうどよかったので、ペンチででっぱりの太さを調節しました。
そして、金色のグリッターシールを貼るとせっかくのボツボツが見えなくなりました。そこで、ネイル用のグリッターストーンを買ってきて貼りました。
おお~、だいぶイメージに近づいてきた! ただし、前面にでっぱっているプラスチックの部分がどうもよくない。
しかし、そこを切り取ってしまうと前後のパーツがかみ合わなくなってしまう。
そこで、紫色の刺繍糸をプラスチック丸出しの部分に何度か巻きつけて、蝶結びを前に向かって垂らしました。こうすることで、冠と一体感が出たうえにちょっと格調高い感じになりました。(笑)
これで冠も完成!
女雛全体を仕上げる
扇と打掛の袖をsナップボタンでつけて、さらにその袖を打掛の本体と縫い付けたなら、後ろ中心線にマジックテープをつければ、女雛バージョンは完成です!
●この記事は女雛の制作を時系列で紹介していく記事の5番目です。全体の流れをザックリ知りたい方は手順の記事からご覧ください。手順の記事は
お雛様を手作り。くまのぬいぐるみで女雛を作る手順
次からは男雛の制作の記録を書いていきます。
雛人形を手作りしてみた。100均のくまのぬいぐるみでお雛様
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