雛人形を手作りしてみた。100均のくまのぬいぐるみでお雛様

くまの雛人形完成形 手作り

【手作りの雛人形をお嫁さんに贈る】

二月半ばのつい先日。
100円ショップキャンドゥのクマのぬいぐるみでお雛様を作って、昨年入籍した長男のお嫁さんにサプライズプレゼントしました。
これです。

【お雛様をプレゼントしようと思った理由】

我が家は男児3人の家庭だったので、長男のお嫁さんが我が家にとってはじめての「娘」です。

なのでお雛様をプレゼントしたいと思ったのですが、きっと彼女の実家にはちゃんとしたお雛様があることでしょうし、何よりも彼女の気持ちの負担にならないように気持ちは込めつつも軽い感じのプレゼントにしたかったので、100均のぬいぐるみベースの手作り品にしようと決めました。

材料費もなるべく抑えながらそれなりの見映えにはしたいと、あれこれ考えながら工夫をするのも楽しい作業でした。
お人形本体は100均のぬいぐるみをベースにしましたが、実はひと工夫して着せ替えができるように作りました。

【なぜ着せ替え式にしたのか?】

長男たちは入籍は昨年のうちに済ませましたが、結婚式は今年の秋です。その時は二人とも洋装です。
でも和装も着ておきたいし、年賀状でみんなに結婚のお知らせをするのにも使うのでということで写真館で和装の写真も撮影したそうです。

それで元々は、二人が送ってくれた和装の写真に似せた着物を着たくまのぬいぐるみを結婚の記念に贈ろうかなと考えたのですが、どんなタイミングで送るのがいいかなー?とか、似たような着物の生地って少量でも手に入るのかなー?などと検索していたら、それが1月の終わり頃だったため、着物つながりで『雛人形』が検索結果に出てきたのを見て、「そうだ!お雛様と婚礼衣装と両方を着せ替えできるようにしたら楽しいかも?」と思いつき、遠くに住んでる長男にバレンタインデーのチョコを送るのと一緒に送ることにしよう!と、送るきっかけもこじつけられたのでした。(笑)

そうすれば、ひな祭りまでのあいだ飾ってもらえるかも知れないし、突然手作り品が送られてくる(サプライズだから)という迷惑感も軽減されるかも!?と、その貴重で絶妙なタイミングをのがさないように急いで作り始めました。

【アイデアはともかく、作れるの?問題】

ところが、なにしろ裁縫は苦手だし人形の服(しかも着物)なんか作ったこともない私には(さらに着せ替え式だなんて)、何をどうしたらいいのかさっぱり分からなくて、ググり倒して型紙の作り方から生地の種類選びや着せ替えるための仕掛けとか、ひとつひとつ調べながら作っていきました。

そんな状況なのでとにかく作業が進まない!のです。
これはマズイ! ひな祭りにもバレンタインデ―にも間に合わなくなってしまう!と大焦りで時間ばかりが過ぎていく中、「そうだ!とりあえずお雛様バージョンだけを作って送ろう!」と思いつきました。

そうすれば、婚礼衣装バージョンを作る時間が少し先延ばしできるということにずる賢しこく気付いたのです。(笑)

ということで、結果何とかとりあえずお雛様バージョンは無事にバレンタインデーに間に合うように送り届けることができました。ふう!よかったよかった。

そこで、せっかく苦労して作ったので(力不足なだけ?)、これからも毎年くるお雛祭りの頃に、同じように誰かのために気軽なプレゼントを作りたいと考えてる人のお役に立てればとても嬉しいので、作り方とか忘れないように記事にして残しておこうと思います。

喜んでもらえるかな~?と考えながら材料を探したり、デザインや布の配色を考えたり、縫ったり貼ったりする時間は、とてもワクワクする楽しい時間でしたので、手作りが好きな人にはおすすめです。

この記事が書きあがる頃には婚礼衣装の方も作り上げてないといけないので、同時進行になってしまうかもしれません。焦る。
なので、ドンドン記事を書きあげましょう。

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【お雛様の作り方 手順】
1 ベースとなるぬいぐるみを用意する。(アレンジしやすいようにシンプルな形がおススメ)
2 ぬいぐるみの見取り図を実物大で方眼紙に書く。(100均の5ミリ方眼レポート用紙)
3 デザイン・布の種類・形状を決めて紙に書く。(簡略化とこだわり所を決める)
4 ラップを三重くらいに巻いたぬいぐるみ本体に合わせてマチ針どめしながらフェルトで型紙を作る。
5 用意した布を裁断する
6 切った布を縫ったり貼ったりして成型する
7 小物を作る
8 飾り付ける。
クマ本体
それぞれの詳細は女雛版と男雛版に分けて時系列で書いていき、それぞれの記事内で注意点や苦労したところなどを詳しくご説明していきます。

お雛様を手作り。くまのぬいぐるみで女雛を作る

【このセットを作るために使った材料】

●型紙
・ラップ
・フェルト

●お雛様本体
・100均のぬいぐるみ くま×2
・安定させるためのスタンド
・えり・そで用 カットちりめん生地 (白・オレンジ・緑・紺)
・袴用ちりめんか裏地 (赤・紫)
・衣装用ちりめん生地 着物本体 【ユザワヤ】
・マジックテープ粘着 白
・赤リボン6ミリ幅 25㎝(ウエスト用)【ユザワヤ】
・丸ゴム 太(男雛 袴のお腹周り)
・前垂れ用厚紙 少々

●小物
(リバーシブル屏風)
・段ボール
・色画用紙(ピンク・黒)
・グリッターシールまたは大きな折り紙(金)
リバーシブル屏風

(ぼんぼり)
・厚紙
・ぼんぼり(プリントアウト)

(男雛の烏帽子)
・楊枝
・江戸組み紐 白
・色画用紙(黒)
・マチ針
・フェルト黒少々

(男雛の杓)
・木のアイスクリームスプーン
・マジックテープ

(女雛 冠)
・カーテンクリップ
・グリッターシール金
・ネイル用ブリオン 金
・刺繍糸 紫
女雛冠

(女雛 檜扇)
・厚紙少々
・フェルト ピンク
・スナップ

(台座)
・バレンタインデー用ギフトボックス 黒
・繧繝(うんげん)模様 (プリントアウト)

(接着剤など)
・手芸用スティックのり「裁縫上手」ユザワヤ 498円
・布地のホツレ止め液
・手芸用ボンド
などなどです

※今回使ったぬいぐるみは「おすわり蝶ネクタイベア」
(JAN 4978929297800)3色展開のうちの白とピンクを各1体

もっと簡単に(あるいは素敵に)できる部分もあるとおもいますが、とりあえず私が作ったものを書いておきます。

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この記事を書いた人
yareba-dekiruko

三日坊主、飽きっぽい、不器用な人生にも、それなりに面白いことは色々あります。もうちょっと頑張れればねー。やればできるんだろうけどね~。と言われ続けて早○○年。本人は結構楽しく生きてます。

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も少しやれるはず、自分

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