袴(はかま)の裁断と成型
お雛様の袴は何と言っても赤ですね。
で、袴の型紙は型紙の生地のところでも書きましたが、とってないんですね。
というのもフェルトで型紙を取ろうと思ったら、ゴワゴワ過ぎて前ひだが全然再現できなかったんです。そこで裏地用の布で取ろうかと思ったらペラペラ過ぎたので2枚重ねにしてみたら、これが何とも言えずの「袴感」だったので、いっそのことこれで袴を作ってしまえーーっ!となった次第です。
つまりぶっつけ本番で、行き当たりばったりで、作ってしまったということですね。(笑)
一応布地のサイズとかプリーツのとり方とかのメモ書きの図はありますが、フリーハンドの走り書きなので、書き直さないとお見せできない代物です。
袴の型紙サイズ
清書しようと思って計ってみたら、袴の型紙は25×18㎝でした。ほぼB5ノートのサイズでした。(B5は257×182)(結局あまりの複雑さに清書は断念しました。清書しても同じようなものしかできないと思うので)
これを外表で半分に折って、25×9㎝になるようにします。裏地布を使う場合はアイロンをかけておくとピシッと折り目がついて後の作業がしやすくなります。「わ」は上でも下でもいいと思いますが、私の写真では上が「わ」のようです。
今度は長い方を半分に折って、12.5×9センチにします。
袴を縫ってプリーツとタック、帯もつける
1⃣そうしたら今折った「わ」の所(前中心線)から横に2㎝行ったところをすべて一緒に上から下に向かって縦に2㎝縫います。下も同じように、「わ」から横に2㎝行ったところをすべて一緒に下から上に向かって縦に2㎝縫います。
2⃣縫い終わったら二つ折りにしてたのを開いて、3⃣「わ」の部分をつぶします。ここでアイロンをかけると縫わなくていいかもしれないですが、プリーツが崩れないように私はわの部分だけつまんで点々のところを縫いました。この時、表の布まで縫わないように注意します。
1⃣上辺の前中心線から左右に2.5センチの所で 2⃣1センチくらいタックをとる。
タックが縫えたら、帯の替りに6ミリの赤いリボン25㎝を端から端まで布用接着剤でつける。両端は折り返しておく。
袴と着物(胸当て)を縫い合わせる
前回の記事で作った胸当て(着物)を袴と縫い合わせてドッキングさせます。
いえーい!着物っぽくなりましたね。神社の巫女さんのようではないですか?
次の記事では打掛を裁断して縫っていきます。
●この記事は女雛の制作を時系列で紹介していく記事の3番目です。全体の流れをザックリ知りたい方は手順の記事からご覧ください。手順の記事は
お雛様を手作り。くまのぬいぐるみで女雛を作る手順
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