テレビ塔と時計台観光

札幌時計台正面 旅行

「よし次はテレビ塔でも見に行くか」というノリで、狸小路のワンコインラーメン屋「赤星」を出た後は、狸小路商店街を東へ進み「さっぽろテレビ塔」を目指す。

大きな通りに出ると市電の線路を横切る。「こっちに行くと札幌駅か」と、かなりの方向音痴の私でもなんとなく位置関係がつかめてきた。

テレビ塔は小さな東京タワーといった感じで、全体の印象が東京タワーを彷彿とさせる。
それもそのはず設計者が同じ人だった。大阪の通天閣や名古屋のテレビ塔など、この方による設計の「タワー六兄弟」と呼ばれている塔があることを今回初めて知った。まるで円谷プロのウルトラ6兄弟のようだ。

タワー六兄弟とは建築構造家・内藤多仲氏によって設計された6つのタワーの総称のことだそうだ。

その6つのタワーとは、

・名古屋テレビ塔
・通天閣(2代目)
・別府タワー
・さっぽろテレビ塔
・東京タワー
・博多ポートタワー

北から南まで有名なものも、そうでもないものも(私が知らないだけかもしれない)あるが、
その中でも東京タワーとさっぽろテレビ塔は印象がよく似てると思う。

さっぽろテレビ塔
さっぽろテレビ塔

東京タワー全景
東京タワー

やっぱり展望台はのぼってみてナンボ?

当初の計画ではテレビ塔の下まで行って記念撮影だけすればいいかなと考えていた。
しかし近くで見るとそれなりに大きく立派で、親子3人でスマホの自撮りでああでもないこうでもないとやってるうちにだんだん楽しくなり、 さらに近づいてみると展望台部分からバンジージャンプっぽいことを行ったりもしていた。

さすがにバンジーを飛ぶ気はなかっただろうが、高いところや展望台好きな旦那さんが、「時間もあることだし、せっかく来たんだからタダで登れるところまでは登ってみようか」と言い出したので付き合うことにした。

1階から3階までは無料のエレベーターで登ることができた。
だが、日頃からエレベーターの無重力感が嫌いなダンナさんが、
「3階までなら階段でよくね?」というので、にぎわっているエレベーターを待つのも面倒くさかったし、まあ3階くらいなら歩いてもいいかなと思ったので、みんなで階段で登ることにした。

しかし、グルグルグルグル・・・なんだかなかなか着かないな~。
もう3階以上登ったんじゃね?とバテ始めた時、踊り場に非公式キャラ「テレビ父さん」がバーンと壁に書いてある。何かの案内図のようなので、休憩がてら立ち止まって読んでみると・・・

実はテレビ塔の2階は普通のビルの5階相当、3階に至っては6階相当なんだとか。
へぇ~~~・・・って エーーーッ!!どおりでグルグル登った気がしたよ!

その案内によると、今いる場所は既に普通のビルなら3階半の所。

テレビ塔の2階まではあと24段、3階までは46段。
ニヤニヤ顔のテレビ父さんが
「もう引き返せないですよ!」と言っている。

(ちなみに書いてないけど1階に戻るには、たぶん56段くらい降りなければならない)

「な、なに~~~!?」しかしここまで来たら、もう登るしかない。

ゼイゼイ言いながら笑うひざを手で支えつつ、やっとたどり着いた3階には、有料でさらに登れるエレベータ乗り場や洋食屋さん、お土産屋さんにミニゲームコーナー、ジュースの自動販売機などがあった。

周囲はガラス張りになっているので、ここからでもそれなりに高い(ふつうのビルの6階相当だもんな)展望が楽しめた。

ただし大通公園側はレストランなのでそちら側の景色は無料では見られない。

クレーンゲームのそばにあるベンチに腰掛けて呼吸を整えつつ水分補給をしたあと、お土産屋さんを散策。
比較的すいているし、いろいろと有名なお土産が所狭しと並んでいて結構楽しめた。

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テレビ塔景色

お土産の類は最終日に買おうと決めていたけれど、せっかく頑張って昇ったからには、ココでしか買えなそうなものを買っておくかという気分にもなる。

ダンナさんは「北海道ホワイトキャラメル」というサイコロキャラメルっぽいものを嬉しそうに買っていた。「ねえね、それってサイコロキャラメルじゃないの?」と聞いてみると、「でも箱に北海道の地名が入ってるし、ミルクキャラメルなんだよ」と自慢げだった。

「ふーん、じゃ、よかったね」と言ったった。価値観は人それぞれだ。
(ちなみに、美味しかったので来年もまた絶対に買うと言っている)

くだりはおとなしくエレベーターで降りて来た。とても早くて楽だった。

一階に降り立つと、そこにもテレビ父さんのキャラクターグッズやお土産を売っていた。

テレビ父さんは何も悪くないのだが、3階までなら‥と軽く考えて登った階段で普通のビルの6階相当まで登らざるを得なくなった事を知った時のテレビ父さんのにやけた顔を、一階でも見た時には少し憎たらしく思いながらテレビ塔を後にした。

北海道の超有名観光スポット「時計台」に来た!

すっかり足腰にキタ私を尻目に、「次は時計台だな」と男どもは元気に歩きだした。

「待ってくれ~、少し休ませてくれー」とすがる私に、「歩いて5分くらいだから」と言い放ちずんずん歩いていく。

「え?そんなに近いなら見えてもよさそうなもんだけど」と観光スポットがデフォルメされた観光地図が頭の中にある私は思ったのだが、とにかく地元民である息子が「こっちこっち」と誘導してくれるのでついて行った。

「ほら、あった」と言われて目にしたその建物は、交差点の一角にあった。

「え? ちっちゃ!」と思わず言ってしまったが、冷静に見れば実際にはそれほど小さい建物という訳ではない。

ただ、観光パンフレットやネットで見ていた、いわゆる「時計台」の写真が、下からあおるように青空をバックにドーーーンという印象で撮られているものが多いので、広大で広々したところにある巨大な建物だといつの間にか脳内変換されてしまっていただけだ。

実際には近代的で事務的かつ巨大で殺風景なビルが背後と隣りに間近に迫り、囲まれた形になっているので、そこだけ取り残されたような印象で、相対的に「小さい」印象になったのかな。いや、そのシチュエーションも含めて自分勝手にイメージしていた時計台とのギャップが大きかっただけだろう。

建物は白くて綺麗で造形的にも美しいのだが、ごちゃごちゃと観光客がひしめき合う敷地もまた「狭い」という印象を助長していた。

そうか、あの下から見上げるように、あおるように撮られた写真は、周囲の近代的なビルが写り込まないようにするためだったのか・・・。そこだけクローズアップされた画像を見慣れていたから、もっともーーーっと広くて大きいものだと思い込んでいたんだな。

だまされた訳でもないのに何となくだまされた感が込み上げて来て、何となく凹んだ気分になった。それでもせっかくの札幌のランドマーク的観光地に来たのだから、記念写真を撮ろうとスマホを覗くと、どうしてもビルが入り込んでしまうことにも何だかいらだちを覚えて、「なんだかなー」とぼやいてばかりいた感じだが、今考えるときっと疲れが出てたんだな、と今さら反省。

ブーブー言ってばかりの私にダンナ様は「そんなことないよ。イイよ、時計台!すごくカッコイイよ。来てよかったよ」と興奮気味でした。

そうだよね、勝手に大きいと思い込んでなかったら、きっと美しい風情のある建物だよね。
やっぱり来年も下の息子たちにも見せてあげたいよね。

そのあと道路を挟んで向かい側のビルの2階のテラスから、息子と一緒にたくさん記念撮影を撮って思い出に残る場所になった。
札幌市時計台

続いては当初の予定では大通公園の近くにあるショップ&レストランビル『大通BISSE(ビッセ)』の一階に「スイーツ王国・北海道の人気6店舗が集結」しているフードコートがあるので、そこでパフェや名産品などを食べる予定だったのだけど、その後にメインイベントの「顔合わせ」が控えており、「コース料理が食べられなくなっちゃったら悲しいよ」と息子に諭され「それもそうかな」と思うのと同時に、とにかく疲れがピークになっていたので、一度ホテルに帰ってゆっくりしたかった。

なので、スイーツの殿堂「大通ビッセ」に行くのは来年再訪した時のお楽しみにして今回はあきらめた。約1.5Kmと長ーい大通公園の中を突っ切るように縦断しながらビアガーデン会場を散策しつつ、顔合わせの準備のために徒歩でホテルに帰ることにした。

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